不妊治療は夫婦で

心と体の準備を

男女

卵子は胎児の時に作られ、それ以降は新しく作られることはなく減っていく一方なので、若い女性の方が妊娠しやすいとされています。それとは逆に、精子は毎日新しく作られているので、男性の年齢が妊娠の有無に影響を及ぼす可能性が少なくなります。しかし、同じ男性でもその時のストレスや体調の状態によって、精子の運動率などが変化します。ですので、1回の精液検査で悪い結果が出ても落ち込まず、2〜3回は検査を行うようにしましょう。また、精液検査の前は、4日ほど禁欲をすることで、検査結果にばらつきが出にくく普段の状態を正しく調べることができます。そして、自宅から病院に持ち込む場合は、人肌程度に温め採取してから1〜2時間以内にもっていくようにしましょう。

原因特定につながる場合も

不妊治療は女性側の検査や治療が優先的に行われがちですが、実は不妊の原因は男性側にも同じようにあるとされています。女性側の検査には、ホルモンの状態を調べたり子宮や卵管の状態をみる検査などがありますが、男性側の検査は主に精液検査が一般的です。精液を調べることで、精子の量や運動率、濃度や奇形率などがわかり、どのような治療法が良いかの判断材料にもなります。精液検査の結果によっては、男性側に原因があることが判明し、男性が治療を行うケースもあります。ですので、不妊の検査を行う場合は、女性だけでなく男性も同時に進めていくことで、妊娠につながりやすいといえます。精液検査を行うためには病院に行く必要がありますが、自宅で採取しパートナーが病院に持ち込むこともできるので、男性にかかる負担は殆ど無いでしょう。